2017年より日本国内限定モデルとして販売しているbirdy Airを改めてご紹介させていただきます。

折りたたみ機構を搭載していたり、独自パーツの多い「フォールディングバイク」というジャンルにおいて、一般的に軽量化を行うことは難しいとされていますが、メインフレームを折りたたまないbirdy monocoqueフレームであれば、性能を犠牲にせずとも軽量化を実現できるのでは?という発想のもと、徹底したパーツアッセンブルの見直しを行い、重量9.87kgを実現。

跨った瞬間から、軽やかなで爽快な走りを楽しめるバイクに仕上げました。

軽さの秘訣

・キャリパーブレーキ

birdy Airに採用しているパーツの中でも、特徴的なものの一つがデュアルピポットキャリパーブレーキ。
シンプルな構造で軽量化に大きく役立っています。

専用に設計されたキャリパー台座は上下反転させることで20インチホイールに対応することができるため、インチアップも簡単です。

また、フレーム自体は他のmonocopueモデルと同じ仕様のため、後からディスクブレーキ化を行う事も可能です。

・タイヤ

タイヤは軽量で細目のSCHWALBE KOJACK 18×1.25を採用しており、オンロードで最も走行性能を発揮します。

・中空シャフトクランク

中空シャフトを採用した2ピースクランクを装備。

軽さだけでなく、踏力をよりダイレクトにチェーンに伝達することができるため、ペダリングも軽快に感じられます。

・固定式ステム

剛性の高い固定式ステムを採用。
高さ調節機能をあえて排する事で、更に高い剛性と軽量化を実現しています。

ハンドル位置を高くしたい場合は、MTBやクロスバイクに使われるライザーバーなどを装着することで対応可。

他にも、軽量なチェーンガイドやフロントクイックリリースにはチタンシャフトを採用するなど、細部に至っても軽量パーツを使用しています。

サドルやハンドル、ブレーキレバー等のスモールパーツをカスタムする事で更に軽く仕上げることも可能ですので、カスタマイズベースにもオススメです。

もう一つの隠れたコンセプト

birdy Airという名前が示す通り「軽量」というキーワードがコンセプトの根幹にありますが、もう一つの隠れたコンセプトが存在します。

それは「乗り出しも、持ち出しも気軽であること。」
ここでいう「乗り出し」とは皆様がbirdy Airをお求め頂くことを指しています。

日本限定モデルであるbirdy Airは他のグローバルモデルと比較して価格が抑えられていますが、これは少しでも多くの方にbirdyに乗っていただき、フォールディングバイクの楽しさを知って欲しいという考えから、低価格と軽さを両立できるよう、独自のパーツアッセンブルを行っています。

結果、アッセンブルパーツに対してコストパフォーマンスの高いバイクとなっています。

そして生産終了へ

発売から8年。

シリーズの人気を支えてきたbirdy Airですが、世界中で展開されている他のbirdyラインナップと比較して、「日本限定」として少量のみ作っているbirdy Airは生産ラインの確保が難しく、この度正式に生産終了が決定いたしました。

図らずとも最終となってしまった前回の生産時に、まとまった数を作ってはいましたが、その在庫も残すところ僅かとなってまいりました。

birdy Airを検討されているお客様につきましては、是非お早めにPacific Cycles Japanオフィシャルディーラーへお問い合わせいただけますと幸いです。

現在、そんなbirdy Airのラストランを記念して、2024年7月26日(金) ~ 9月30日(月)の期間中、Pacific Cycles Japanオフィシャルディーラーにて、birdy Air各色(カラーオーダー含む)をご注文いただいたお客様へ、「birdyオリジナルバックパック & birdyスポーツタオル」をもれなくプレゼントさせていただくキャンペーンを開催中。

この機会にシリーズ最軽量のbirdy Airをお求めいただけますと幸いです。

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