先日、稲城市を拠点に活動されているNPO法人アダプティブワールド様が主催する「障害があっても乗れる自転車・三輪車教室」に、当社のサポーティブモデルより HANDY foldable、RACE RUNNER、2RIDER、Carry Allなどを持ち込み、参加させていただきました。

梅雨の時期ということもあり天候が心配されましたが、当日は夏本番を思わせるような快晴に恵まれ、無事開催となりました。
会場は、東京都の西側を流れる多摩川沿いのサイクリングロード(通称:玉サイ)
参加者の皆さまは、これまでにもこの教室に参加されたことのある方々ばかりで、教室開始と同時にお気に入りの車両に乗ってすぐに走行を始めていらっしゃいました。
それぞれ思い思いにお気に入りの車両を楽しんでいただいた後は、当社の HANDY や RACE RUNNER にも試乗していただきました。


一通り楽しんでいただいた後は、是政橋までの往復約2kmのサイクリングへ。
気温は30度を超える中でしたが、どの生徒さんもリタイアすることなく完走され、達成感に満ちた笑顔がとても印象的でした。

休憩を挟んだあとは、「自己申告タイムと実際の走行タイムの誤差が最も少なかった人が勝者」というユニークなタイムトライアルも行われました。

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主催スタッフやボランティアの方々は、参加者一人ひとりに寄り添いながら、安全面にも細やかに気を配っておられ、誰もが安心して楽しめる雰囲気が印象的でした。
さまざまな障がいのある方が、それぞれのペースでのびのびと楽しめる環境が整っていたことも、この教室ならではの魅力のひとつだと感じます。
今回のようなイベントを通じて改めて感じたのは、障がいのある方のための自転車は、一般の自転車とは構造も役割も異なる「特殊な道具」だからこそ、実際に体験していただくことが何より大切だということ。
実際に乗ってみて初めて「こんなに楽しいんだ」と感じてもらえる瞬間が、あちこちで生まれていました。
次回は「秋頃の開催を予定している」とのこと。関心のある方は、NPO法人アダプティブワールドの公式サイトをぜひチェックしてみてください。
私たちも、今回の経験を活かし、今後もこのような取り組みに積極的に関わっていきたいと考えています。
最後になりましたが、ご参加いただいた皆さま、そして貴重な機会を提供してくださったアダプティブワールドの皆さま、本当にありがとうございました!