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【話題のパラスポーツ】フレームランニングとは?障がい者の“走る自由”を叶えるRACE RUNNER

「フレームランニング(Frame Running)」というパラスポーツをご存知ですか?
これは、主に脳性麻痺(CP)や下肢に障がいのある方がご自身の脚で地面を蹴って走るスポーツなのですが、「ご自身の脚で地面を蹴る」為に三輪の自転車のような車両を使用します。

フレームランニングの特長と魅力

補助のために使用される専用車両は、一般的な自転車に有るペダルがなく、ハンドルとサドルとの間に大きな胸当て(チェストパッド)を備えています。
ランナーはサドルに腰掛けたら上半身をチェストパッドにあずけ、体幹を面ファスナーベルトで保持しながら、足裏で地面を蹴って進みます。

ハンドルは自転車同様左右に切れますが、ステアリングダンパーによって手や腕の力の弱い方でも、まっすぐな状態を保てるようになっています。


ハンドルやサドル、チェストパッドの位置は幅広く調整可能なので、前傾姿勢で走る陸上競技の機材としてだけで無く体を起こしてゆっくりと散歩のように使うことも容易で、歩行をサポートするリハビリ機器としても大変有効にご活用頂けます。

フレームランニングの起源とリハビリへの効果

フレームランニングは1980年代にデンマークで誕生し、当初は脳性麻痺の方のリハビリ用具として開発されました。

歩行器では両腕で上半身を支えなくてはなりませんが、RACE RUNNERではサドルとチェストパッドで体幹を支えられるので、脚にかかる負荷を軽減でき「自分の脚で走る」を体験できます。


現在では、パラスポーツ競技としての注目も集まり、世界パラ陸上競技大会などでもレースが開催されています。

そして、2028年のロサンゼルス・パラリンピックではT72クラス陸上トラック競技に正式採用が決定しました。

競技用補助具としてだけでなく、リハビリ自転車や歩行補助器として以下のようなメリットが注目されています:

  • 足裏で蹴る運動による筋力や骨密度、循環機能の向上
  • 呼吸器系・心肺機能の改善
  • 自らの意志で動かすことで得られる達成感・自信
  • 介助者に依存せず「ひとりで走る」ことによる精神的自立の支援

RACE RUNNER(レースランナー)の特徴とサイズ展開

XXS・・身長100cm~120cm、カラー:オレンジ、体重:35kg以下※身長85cmから乗れる12インチホイールセットのオプション設定あり

XS・・・身長120cm~135cm、カラー:イエロー、体重:60kg以下

S・・・身長135cm~150cm、カラー:ブルー、体重:60kg以下

M・・・身長150cm~165cm、カラー:グリーン、体重:60kg以下

L・・・身長165cm~180cm、カラー:イエロー、体重:80kg以下

XL・・・身長180cm~200cm、カラー:レッド、体重:80kg以下

RACE RUNNERの主な特長:

  • 身長85cm〜200cmまで対応する全6サイズ展開
  • メインフレームは軽量・高剛性なアルミ合金製
  • ハンドル・チェストパッド・サドルは簡単な工具で調節可能※一部は工具不要
  • 前輪はQRレバー、後輪はプッシュボタン型ワンタッチロックで着脱は工具不要
  • リハビリ用としても、本格的な陸上競技用機材としても活用可能

ご家族や介助者にこそ知ってほしい、RACE RUNNERの価値

フレームランニングは、障がいのあるお子さんやご家族にとって「可能性を広げる新しい体験」です
歩くことや走ることが難しい方でも、自分の意志と脚で前に進むという感覚を安全に味わうことができます。

たとえば、

  • 「うちの子は車いすだけど、もっと身体を使って動いてほしい」
  • 「手引きなら歩けるけど、ウォーカーではすぐに疲れてしまう」
  • 「スポーツやリハビリの選択肢を探している」
  • 「外で自由に動く喜びを体験させたい」

という方にとって、RACE RUNNERはもっと体を動かせる大きなきっかけとなるかもしれません。

RACE RUNNERに関するお問い合わせ・ご相談はこちら

Pacific Cycles Japanでは、現在RACE RUNNERを試してみたい方や、施設での導入を検討されている方からのお問い合わせを受け付けています。

「サイズの相談をしたい」「一度見てみたい」「使い方を詳しく知りたい」
どんな小さなことでも、お気軽にご相談ください。

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